メカノセラピーとは
メカノセラピーとは、人体に力を加えたり、取り除いたりしながら細胞に影響を与えることを指します。簡単に言うと、圧力を加えることで細胞によい影響を与えることを指します。
圧力で若返る?
なんと、皮膚に圧(力)を加えることで、皮膚は若返り、怪我が早く治ることを可能にし、瘢痕形成などのマイナスを抑制できる可能性があるとのこと。
コラーゲンは40代で産生がピーク時に比べ、半分になるのですが、圧を加えることでコラーゲンが増えるんです!!
(その仕組みは、Ca+やATPなどのメカニズムがあるのですが、難しいので省きます)
圧を与えないとどうなるか、というと。
寝たきりの方は巻き爪になります。歩かないので圧を加えられないからなんですね。私たちにも同じような現象があります。外反母趾です。
ピンヒールで足の親指が浮くように歩く外反母趾では、圧が加わらない親指に巻き爪が発生します。なるほど!納得!
メカノセラピーのやり方
皮膚に圧力を加えることで、気持ちがよい、血流改善だけでなく、細胞も活性化するのです。そうそう、やり過ぎると皮膚のターンオーバーを早めすぎてしまうので、やり過ぎは厳禁です。
皮膚のメカノセラピーのやり方は、痛くない程度の圧力で、1日に10分程度顔を押すだけでOK!
コラーゲンが増えるのを実感できるのは1ヶ月後。速い!細胞レベルではすぐに効果が出るのです。頭皮に圧を加えると血流だけでなく細胞刺激にもなるので、毛髪部位にも圧を加えましょう!
最新の美容皮膚科学会での発表でした。(会場にはあんまり人がいなかったよ。衝撃的にいい講演だったのにもったいない・・・)
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