薄毛、バイバイ♪

皆さん、こんにちは。

私は頭に薄毛対策の帽子を被りながらこれを書いております。帽子については後ほど・・・。

30~60代の女性の悩みのひとつに薄毛があります。若く見えるためには、「歯、髪、肌」が大切と言われています。その中でも髪の対策について今回は書きたいと思います。

女性の薄毛とは

ホルモンバランス　加齢によりホルモンバランスが崩れ、男性ホルモン（女性の体にも存在します）の影響を受けて薄毛になることがあります。男性の薄毛を「AGA」、女性の薄毛を「FAGA」と呼びます。毛髪の太さ、密度、抜け毛の量、毛髪の伸びる速さを基準に判断されます。女性はAGA薬（フィナステリド）を服用できません。

牽引性脱毛症　ポニーテールや髪と強く結ぶなどのヘアアレンジを長期間続けていると、毛根部の血流が悪くなるため薄毛の原因になります。

産後脱毛症　妊娠中は女性ホルモンが多く髪の成長期が伸びるのですが、出産で女性ホルモンが一気に低下し、一斉に髪が休止期に入ってしまいます。産後3~6ヶ月は驚くくらい髪が抜けますが、その後次第に戻ってきます。

閉経　女性ホルモンが急激に少なくなり、頭髪全体が薄くなります。髪質自体が細く弱くなり、つむじが透けて頭皮が見えるなどの悩みも出てきます。

その他、甲状腺機能異常や、抗がん剤治療、円形脱毛症などがあります。

毛母の構造

毛球内にある毛母細胞は毛細血管から栄養を取り入れており、過度のダイエットなどで血流が悪くなると、それも薄毛の原因になります。この毛細血管から取り入れた、どういった「栄養成分」が「毛」になるのでしょうか。

髪の成分とは

髪の90%はケラチン（タンパク質）でできています。じゃあ、、、、

ケラチン（タンパク質）摂取したらケラチンできる？という考えに走ってしまいがちですが・・・。タンパク質は胃で分解されてしまいます。ケラチン（タンパク質）の素となってくれるアミノ酸を摂取しましょう。

ケラチン（タンパク質）のアミノ酸構成を見てみましょう。含有率が高い順番に書くと、シスチン、グルタミン酸、アルギニンです。この中でも最も含有率の高いシスチン（＋シスチンを作ってくれる材料）を摂取すれば、髪となる栄養分を毛母細胞に送り届けることができます。

シスチン　メチオニン（必須アミノ酸：体内で合成されないため食物から摂取する必要があるアミノ酸）から作られる。（シスチン自身を摂取しても、すぐシステインに2分割されてしまうのです。でもまたシステイン同士くっついて、簡単にシスチンになったりします。シスチン⇆システインは簡単に行き来します。なので、シスチン/メチオニン摂取が重要なんです。）

グルタミン酸　体内に充分蓄えられている（非必須アミノ酸）

アルギニン　体内にあるけど不足気味（条件付き非必須アミノ酸）

→ではシスチン/メチオニンをいっぱい、アルギニンを適度に摂取しよう！

髪をフサフサにする食物成分って

シスチン/メチオニン・・・牛肉、鶏肉、マグロ・カツオ・牛乳・チーズなど。動物性の食物に多く含まれています。

アルギニン・・鶏肉 · うなぎ · にんにく · 大豆・えびなど。

アミノ酸を摂取した上で大切なのは、ケラチン合成を助ける亜鉛とビタミンB2です。ビタミンは、亜鉛と一緒に摂ると亜鉛の吸収率を高める働きがあります。ビタミンにもいろいろある中で、ビタミンB2は髪の毛の生成に必要である栄養素であるほか、薄毛の原因となる皮脂の過剰分泌を抑える効果も持っています。

亜鉛・・・動物性食品（肉類・魚介類・穀類・豆類）、牡蠣など。

ビタミンB2・・・鮭、豚肉、海藻類など。

メニューはお任せします（RITSUKOは料理苦手♪。サプリに走る派）（焼肉と海藻サラダでいいんじゃね？）（メニューについては無責任♪）

メチオニン

アルギニン

毛母細胞に充分な栄養を届けましょう！そしてケラチンをいっぱい作り出しましょう。髪と爪は似ていて、どちらもケラチン90%。髪で効いているかどうかすぐには判定できないけれど、爪ならすぐに効果がわかりますよね。爪が硬くなってきたら、毛にも効いている証拠です。

一本一本をハリのある毛にするコスメ

食物で髪に栄養を与えた上で、「外部」からも髪の毛を補修しましょう。γ（ガンマ）-ドコサラクトンの入っているアウトバストリートメントを使いましょう。エイジング髪は、うねり、絡まりも起こします。γ-ドコサラクトンは、「熱」を加えることで、うねり、絡まり、ハリコシの減少を改善させてくれるトリートメントです。その上、効果は持続します。コスメの箱裏の＜全成分＞を見てください。そこにγ-ドコサラクトンって書いてあるのを発見してくださいね。