みなさま、こんにちは。RITSUKOです。
今日の話題は、、、
【肌悩み】40代【まずはシミ】
40代肌悩みを各項目ごとに知恵を絞って回答します。
40代の肌悩み1位は「シミ」
実際、患者さんからもこの順番でのご相談が多いです。今日はお悩みナンバーワンの「シミ」について、です。
美容クリニックでしか対応できないシミもありますが、なるべくホームケアで戦えるよう、回答をご用意しました。
まずはシミの見分け方、対処策から見ていきましょう。(たるみ編など、続編書きます)
シミを見極める。
そばかす
幼少時に出現し、家族にもそばかすの人がいる場合が多いです。薄茶色で黄色っぽい、極小さな色素斑です。鼻を横断していることが多いです。色白さんでキメは細かく、乾燥肌になりやすいです。
肝斑(かんぱん)
顔の両側にほぼ同じ形で現れます。肝斑は「はっきりここだ!」と分からず、周囲との境界が不明瞭です。「くりっ」としたシミではなく、うすぼんやりくすんで見えるのが肝斑の特徴。肝斑は、額の中央、フェイスライン、下まぶたに出来ることはほとんどありません。軽度な方は眼の周囲に三日月型で現れます。重度の方は額の外側、鼻下、頬上半分にできることもあります。軽症でも重症でも、下まぶたには絶対できないので(言い切った!)下まぶたと境界線があることを確かめてください。
日光性色素斑
「くりっ」とした形でできるシミです。大きさ、形はさまざま。
ADM
同じ大きさのつぶつぶした色素斑です。そばかす(黄色っぽい)とは違って、紫っぽい、黒っぽい色をしています。下まぶたにも現れます。
それぞれのシミの対処法
そばかす
まず日光を徹底的に避けること。そして、薬局でハイチオールCを購入しましょう。ハイチオールCは6週間後から効果が出てくるので、途中であきらめないで飲み続けましょう!全部一発で消したいなら美容クリニックで「フォトフェイシャル」を照射するといいでしょう。フォトフェイシャルの後もハイチオールC内服を忘れずに。フォトフェイシャルを照射しても再発は多いです・・・。
肝斑(かんぱん)
まずお手入れの見直しが一番です。コットン使用、パッティング、スクラブ、ゴマージュ、シートパック、マッサージ、コロコロ美顔ローラー、すべて肝斑(というかすべての女性)には厳禁です。肝斑が発症している皮膚は「ふわー」っと触ること。強いお手入れをすればするほど悪化します。そして薬局でトランシーノ(トラネキサム酸)を買いましょう。2ヶ月で効果が現れるので、止めずに飲み続けましょう(飲んだり飲まなかったり、とか、昼の分飲み忘れた、とかはダメですよ)。早く消したいのであれば、クリニックで、サリチル酸マクロゴールピーリングか、レーザートーニングを受けてもよいでしょう(レーザートーニングは最初こまめに受けなければいけないこと、値段が高いことが欠点です)。再発しやすいのでトランシーノを飲みましょう。
日光性色素斑
これはレーザー!レーザー照射して1週間後にはかさぶたが剥がれてピンクの肌が。レーザー照射したら徹底的に日光を避けること。レーザー照射部はやさしく扱うこと。照射ついでにハイドロキノンという美白の塗り薬を購入してもよいでしょう。照射部にハイドロキノンを塗ってあげてください。
ADM
これもレーザー一択!表皮のシミではなく、真皮に色素斑があるので、角質の上から何を塗っても効きません。表皮ではなく真皮を狙って、レーザー照射してもらいましょう。3〜6ヶ月おきに計3回程度照射します。再発はありません!
そして、上に書いたシミが複合して現れていることも。肝斑+ADMなど。肝斑+日光性色素斑など。そういう場合は、仕方が無い・・・美容クリニックで対処してもらいましょう。
今日は、シミの見極め方、対処法についてまとめました。クリニックでしかできない対処法も記載してすみません。だって、ADMに○シミン塗っても効かないもん・・・・。
次回からは、たるみ、乾燥、肌のハリ、シワについてまとめていきます。
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