皆さんこんにちは。RITSUKOです。
今日は、、、
【必要?】シートパック【不必要?】
今日も大胆に切り込んで行きたいと思います!
みなさんはシートパック、って好きですか?
気持ちのいいのは確かなんですが、シートパックで皮膚を傷めることも・・・。
RITSUKOはクリニックで患者さんの皮膚をみて「シートパックされてますね?」と当てちゃうことが多いです。
シートパックにもいろんな素材が。
1.不織布orコットン(まさにシート、っていう感じの、、、上の画像タイプです)
2.ゲルタイプ(湿布みたいなやつです)
3.コットンにフォイルをかぶせたもの。
↑は初めて見ました。すごい・・・。エスティーローダーさんのパックマスクです。
まず、よくあるコットンタイプのシートパック。これは3分以上顔に載せていると、肌の水分が、逆にシートの方へ取られていきます。肌と「シート」、どちらがよく水を吸い込むでしょうか・・・。シートですよね。なので長時間肌に載せていると、シートに水分を奪われて乾燥肌になってしまうんです。クリニックで「顔全体が微妙に乾燥していて、元気がなさそうな肌」を見ると「シートパック、、、してませんか?」と聞いてしまいます。そして、たいてい当たる!
次にゲルタイプ。ゲルタイプだと密着して「乾かない」です。
最後に見つけた「フォイルタイプ」!!びっくりしましたが、こちらも密着系なので乾燥しないです。
コットンタイプのシートパックの効かせ方
上で上げた「ゲルタイプ」「フォイルタイプ」に負けている、コットンタイプのシートパック。上手な使い方はあります。上から蒸発しないように密着させてあげればいいんです。サランラップを使います。
呼吸ができるように鼻の所は開けておいてくださいね。
実際、皮膚科には「ODT療法」という治療法があります。塗り薬を塗った上からラップを貼り付けるんです。塗り薬を強力に効かせたいときに使う方法です。
シートパックの使用時間は?
みなさん、10分〜15分くらい載せているかもしれませんが、、、。実際は2〜3分で充分なんです。それ以上肌に載せていても、肌には入っていきません。もしシートパックに使われている美容液がたっぷり肌に入ったとしたら、「顔が浮腫むはず」です。浮腫みませんよね・・・。なので、長時間載せても効果は上がりません。2〜3分してまだシートに美容液が残っていたら、首や身体に塗ってあげましょう。
シートパックに染みこんでいる「液」も重要
肌に入りやすいのはビタミンCなど。ビタミンCを肌にぐっと押し込んでくれるなら、2〜3分のシートパックはやってもいいかな、と思います。
ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンは分子量が大きすぎて肌には入っていきません。
乳液タイプだと界面活性剤が使われているので、透明な「水性タイプ」よりも、肌に入っていきやすいと思います。肌には入りやすいけれども、界面活性剤が使われているので、やはり長時間はおすすめできません・・・。2〜3分で終了するほうが良いと思います。
シートパックの後のお手入れは?
シートパック後のお肌は、非常に乾燥しやすい状態です。お風呂上がりの肌を同じ原理なんです。すぐに油性のクリームを塗ってあげましょう。シートパックしたまま寝ちゃったりしないように・・・。
結局シートパックは・・・
RITSUKOは「不要派」です。
シートパックの時間も、「2〜3分」だと、癒やされないし、もったいない。いい香りのシートパック、気持ちはいいのですが、気持ちいい〜ってくらいやっちゃうと、逆に肌に負担をかけちゃいます。
シートパックするなら、短時間!成分はビタミンC入りで!終わったらすぐにクリームを!
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