【必要】40代【油分】

  1. スキンケア

今日の話題は、、、

【必要】40代【油分】

【必要】40代【油分】

40代になると、肌がうるおい不足のサインを出してきます。

肌荒れ、カサカサする、チリチリ痒い、キメが粗い・・・・。

これらは水分不足だと思って、化粧水を今までよりも多く使っている方が多いと思います。さて、乾燥の正体は「水分」でしょうか。

乾燥するのは油分不足なんです。

乾燥するのは油分不足なんです。

実は乾燥を引き起こすのは「水分不足」ではなく「油分不足」なのです。

水分はすぐに蒸発するので、それを閉じ込めるクリームが必要になります。40代を超えたら、なるべく「こってりめ」のクリームを選びましょう。油性の美容成分が入っていることも重要ですが、まずは「保湿」。最低限必要なのはセラミド。セラミドが入っていて、こってりしていれば、まず合格!です。お風呂上がりに塗って、寝る前にもう一度塗りましょう。「スリーピングパック」として働きます。

クリーム選びのコツ

先ほども書いたように「こってりめ」を選ぶのがコツ。夜塗って朝に乾燥しないことよりも、「朝塗って夜まで乾かない」のを選びましょう。朝〜夜はメイク、外気、エアコン、で、寝ているときよりも過酷な環境です。その過酷な環境から守ってくれるかどうかを見極めてください。

じゃあ、水分はどうするの?

水分は皮膚からすぐに蒸発します。化粧水選びとして、「角質層にしみこむ系」と「皮膚表面に膜を張る系」のどちらかを選ぶとしたら・・・。「皮膚表面に膜を張る系」をおすすめします。もちろん、角質内部に栄養(アミノ酸など)を与えるのも大切です。でも、どちらかを選ぶなら、ヒアルロン酸、リピジュア、コラーゲン、などの「皮膚表面に膜を張る系」をおすすめします。(ヒアルロン酸、リピジュア、コラーゲンは皮膚に浸透しません。皮膚の表面で水分を保持してくれる役割を持っています)。とにかく皮膚を「乾かさない」のが大切なんです。

シートパックは不要です

シートパックは不要です

シートパックは、結局、肌の水分をシート側に奪われしまうので、行わない方がいいでしょう。クリニックにくる患者さんの肌を見て「シートパックしていませんか」とすぐに分かるときがあります。ショワショワとして皮膚に元気がないように見えるのです。シートパック後の皮膚はふやけており、非常に刺激に弱い状態です。シートパックして肌をふやかすくらいなら、普通に化粧水や美容液などを塗りましょう。それで充分。時短も叶う!シートパックの何が優れているのかまったく分からないRITSUKOです。

乳液は必要?

乳液は「水分+油分」で出来ています。化粧水で水分を、クリームでたっぷり油分を与えていれば、乳液は不要です。

化粧水とクリームの塗り方

まずは化粧水。

化粧水とクリームの塗り方

化粧水を片手に10円玉〜500円玉大を載せます。それを両手にさっと取り、顔に乗せていきます。「スタンプ塗り」でOK。入れ込むように両手ですこし押さえ込むことは、肌にプラスであるという研究結果がでました。何度も何度も重ね塗りするのは無意味です。何度も化粧水が入っていくのだとしたら「浮腫む」はずだと思いませんか?「お風呂から出てきたら全身浮腫んでいる」ということはないように、皮膚の水分含有量には限界があるのです。

そしてクリーム。

化粧水とクリームの塗り方

化粧水を塗り終わったら、まだお肌がしっとりしているうちにクリームを重ねましょう。(美容液を使っている方はクリームの前にどうぞ♪)

クリームの塗り方も「スタンプ塗り」。両手にとって手のひらに広げたら、「両頬」「額+顎」にスタンプのように「置いて」行きましょう。ぐりぐり塗り込む必要はありません。「ぐりぐり塗り」は皮膚を傷ませ、たるみを呼び込んでしまいます。

こってりめクリーム、朝のメイク前にはティッシュで軽くおさえて上げるとお化粧乗りに影響が出ないです。

水分重視の美容法が多いですが、クリーム重視で行きましょう。寝る前に「スリーピングパック」としてクリームを塗る方がシートパックより断然おすすめです。(ただ、枕にはタオルを巻いてください・・・)

アミノ酸、ヒアルロン酸、リピジュア、そして保湿の切り札「ペリセア」入りの化粧水はこちら♪

2年間かかった開発で、乾燥から肌をがっちり守り、花粉皮膚炎を起こりにくくするクリームはこちら♪

どちらも自信作です!

Dr.RITSUKO(朽木 律子)

美容皮膚科医、『美肌道』コスメ開発者。医師として初めて化粧品成分検定1級を取得。
美容皮膚科医として、東京の美容クリニックで院長を務める傍ら、長年コスメ開発に勤しむ。確かな知識に基づいた厳選成分、ドクターズコスメの限界を攻める超高濃度なコスメを、丁寧に時間をかけて開発している。

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