洗顔方法まちがいさがし(その3)

  1. スキンケア

「きゅっきゅっとした仕上がり」の正体は?

洗顔後に「きゅっきゅっ」とした仕上がり、
いかにも「汚れが取れた??」って
「感じ」がしますね。

はい❗それは「感じ」だけです😲

すべてとは言いませんが、
せっけん系の洗顔剤に多い仕上がり感です。
すすぐときに、石けん成分と
水道水に含まれるカルシウム・マグネシウムなどが
反応して「石けんカス」を作ります。

その「石けんカス」=「金属塩」が肌に残留し、
それが「きゅっきゅっ」とした感じ、
別名「つっぱり感」を生むのです🤦‍♀️

また、石けんはアルカリ性であること多いのです。
美容皮膚科に来られる患者さんは、
何らかの皮膚トラブルを持っておられることから、
私は「弱酸性」(お肌はpH5.5の弱酸性です)
の洗顔剤をすすめています。

健康なお肌であれば、
アルカリ性の石けんを肌につけても、
自力で弱酸性に戻ってくれるのですが、
お肌の力が落ちているときには
「弱酸性洗顔剤」をおすすめします。

また、「きゅっきゅっ」を求める患者さんには
にきびの患者さんが多いのですが、
アルカリ性の石けんで洗顔した場合、
すすぎ残しがちなフェイスラインには
アルカリ性成分が付着していることになります。

にきび肌も炎症を起こし、
肌は弱っていますから、
なるべく弱酸性洗顔剤で「ふわっ」
と洗ったほうがいいでしょう。


(万が一すすぎ残しがあったとしても、「弱酸性」ですから・・・)

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Dr.RITSUKO(朽木 律子)

美容皮膚科医、『美肌道』コスメ開発者。医師として初めて化粧品成分検定1級を取得。
美容皮膚科医として、東京の美容クリニックで院長を務める傍ら、長年コスメ開発に勤しむ。確かな知識に基づいた厳選成分、ドクターズコスメの限界を攻める超高濃度なコスメを、丁寧に時間をかけて開発している。

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