化粧品に必要な成分って?

  1. コスメの成分

いろんな化粧品があふれていますが、
基本的に必要な成分は、ビタミンA系統、ビタミンC、ビタミンEです👍

私はエンビロンのデスモンド先生❤の講演などでよく勉強するのですが、
(この間の学会では講演後にずうずうしくも質問しに行きました)
先生もビタミンA、C、Eが、お肌のアンチエイジングに対する「エース=ACE」
だとおっしゃっています。

私も大賛成❗❗

ただ、日本人(アジア人)の肌に合うように作るのが大切!
特にビタミンA系統は、アジア人の肌には強すぎて、
効果の出る濃度で処方すると、肌荒れして使えない💦ことが多いのです。

そのACE以外で、何が次に必要か、と考えると、「ホルモン」だと考えています。

もちろん、ホルモンのたっぷりある若い肌には不要ですが、
35才以降~40才前半、45才以降には、
あるホルモンを含んだ化粧品を使うことがきれいな肌を保つ秘訣なのでは、、、と💇

35才以降~40才前半では、少々老化が始まり乾燥しはじめますが、
かといって、にきびができることも時にあります。
ですから、にきびは作りにくい(生理前のにきびなら抑えてくれる)、
女性ホルモン系統の入った化粧品。
(もちろん、化粧品レベルですから、内分泌に影響するほどの量は入れられません。
あくまでも肌を改善する程度のホルモン量)
(女性ホルモンそのものでなくても、植物エキスで女性ホルモン的働きをする、
プエラリア・ミリフィカなどもよさそうですね)

45才以降では、「がくん😖」と肌の調子が落ちることがあります。
こういった年代では、女性ホルモンのみならず、
男性ホルモンや各種ホルモンが低下していますから、
総合ホルモン(マザーホルモン)のDHEAを含んだ化粧品。
(しかし日本では認可されていません。
クリニック調合の医療用化粧品でのみ可能でしょう)

ああ、いっぱい化粧品のこと研究したい❗
と勉強欲が次々にわいてきます📖

そうそう、デスモンド先生に
「エンビロンではビタミンAとして、パルミチン酸レチノールが主に使用されていますが、
レチノイン酸トコフェリルの方がより強力で、かつ刺激感は少ないのではないでしょうか」と質問したのですが、
「レチノイン酸トコフェリルもよさそうだけど、ぼくはまだ詳しくない」
とお答えをいただきました。

デスモンド先生はパルミチン酸レチノールに惚れておられるみたい。
でも、そういった「この先生はこの成分で行く!」というのが、
大切でおもしろいところだと思うのです。
デスモンド先生の「芯」というか。

私の「芯」もぶれないように進んで行きたい❗
大いに、研究欲を刺激された講演でした!!

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Dr.RITSUKO(朽木 律子)

美容皮膚科医、『美肌道』コスメ開発者。医師として初めて化粧品成分検定1級を取得。
美容皮膚科医として、東京の美容クリニックで院長を務める傍ら、長年コスメ開発に勤しむ。確かな知識に基づいた厳選成分、ドクターズコスメの限界を攻める超高濃度なコスメを、丁寧に時間をかけて開発している。

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