こんにちは。RITSUKOです。
今日の話題は、、、
ビオチン療法について。
ビオチン療法はビオチンを「大量に内服する」という皮膚治療法です。
1日に必要なビオチンは、一般的に男女ともに50μgと言われています。それを一日9mg内服します。かなり大量です。しかし、ビオチンはビタミンB7とも呼ばれており、不要な分はすべて尿中に排泄されるので「大量」であることに心配はいりません。(でも「大量療法」って言われるとびっくり!しますよね)
ビオチン療法は何に効くの?
ビオチンは皮膚を作る重要な栄養素です。腸内細菌の乱れによりビオチンが不足すると皮膚が傷んできます。
ビオチン療法は掌蹠膿疱症、湿疹、頑固な肌荒れを改善させると言われています。
(白髪にも効果があると言われていますが、私自身、白髪への治療経験がないこと、文献を探せなかったことから、今回は皮膚についてのみ書いております)
ビオチン療法の服用量は?
1 ビオチン3mgずつ(1日計9mg)
2 ビタミンC(←免疫力を上げる)200mgずつ(1日計600mg)
3 ミヤBM(酪酸菌→ビオチンを腸内で守る。ふつうの整腸剤ではダメ)2錠ずつ (1日計6錠)
上記3種類を、8時間おきに飲みます。
朝7時、夕15時、夜23時など。
1日3回、、、、とか適当にしないで。8時間おきを守りましょう。
ビオチン療法の効果はいつ出るの?
肌荒れ程度だと、1〜2ヶ月程度かと思います。私の治療経験ではアトピーの患者さんが2〜3ヶ月で改善されました。もちろんビオチンに反応しない患者さんもおられます。頑固な湿疹への治療法のため、年単位での服用が必要なこともあります。100%の患者さんに効く治療法はないのです・・・。ただ、副作用がほぼない治療法であり、服用量なども詳細に記載しています。深刻な湿疹に悩まされている方に詳細情報をお伝えしたいと考えて書いています。
ビオチン療法での注意事項は?
ナマの卵白を避けてください。卵白中のアビジンがビオチンの吸収を妨げます。生クリームもナマの卵白を含んでいるので避けましょう。加熱した卵白は大丈夫です。
アルコールとたばこもビオチンを消費するので控えてください。
上記、服用量まで詳細に記載しました。深刻な肌荒れの方、副作用もほぼないので試してみられてもいいか、と思います。
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