ローションパックに意味はあるのか?

  1. スキンケア

ムダな「ローションパック」ならやめよう✋

「ローションパック」🎭
化粧水をふつうにつけるよりも、
コットンに染みこませて肌に貼りつけておくと、
肌がヒタヒタにうるおい、有効成分が浸透していく・・・・。

正解部分もありますが、
誤解されている部分も多いスキンケアの代表です👂

とても流行中のスキンケア方法なので、
ちょっとこまかくなりますが、詳しく説明します👩‍🏫

まず、肌がヒタヒタにうるおうか。

お肌の「うるおい担当」は角層です
(はがしすぎないでね、と言った、あの角層です)。

角層はたった0.02mm。

この薄いところへ水分を補給する目的であれば、ローションパックは必要ありません。
化粧水をつけてあげるだけでじゅうぶんです。
お風呂に毎日1時間ずつつかっているからといって、
日々うるおいがどんどんアップしていく、なんてことはないでしょう💨

水分を補給しすぎても、余った分は蒸発するだけです😨

では、有効成分が浸透していくか。

「浸透」=「真皮まで届く」、ということであれば、
化粧水を塗るだけでなく、ローションパックしてあげたほうが真皮まで届くことがあります。

ただし!

ローションパックで「浸透する成分」と「浸透しない成分」がありますから、
成分をみきわめずにローションパックすると、
たんなるコットンと化粧水のムダ使いになりますから要注意です。

また、単純塗布(ふつうにつけてあげる)よりも長時間肌に貼り付けておくことになりますから、
できれば弱酸性、低刺激成分、低防腐剤であることも必要です。

次回は、浸透する成分としない成分についてです👌

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Dr.RITSUKO(朽木 律子)

美容皮膚科医、『美肌道』コスメ開発者。医師として初めて化粧品成分検定1級を取得。
美容皮膚科医として、東京の美容クリニックで院長を務める傍ら、長年コスメ開発に勤しむ。確かな知識に基づいた厳選成分、ドクターズコスメの限界を攻める超高濃度なコスメを、丁寧に時間をかけて開発している。

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