こんにちは。
ついついブログをサボってしまうMAD美容皮膚科医、RITSUKOです。
今日は「医薬部外品」とそれ以外の「化粧品」の違いを明らかにしてみましょう。
皆さんは「医薬部外品」の方が「化粧品」より効く!と思っておられませんか?
なんとなく医薬部外品のほうが効きそう・・・。
そんなイメージかな、と思います。
でも、それは「イメージ」だけ!
医薬部外品には、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、
一定の濃度で配合されています。薬事法に定められている決まりです。
この一定の濃度、というのがクセモノです。
たとえば美白成分の代表、ビタミンC。
「医薬部外品」の場合、配合上限は5%。
化粧品の場合は、20%も可能。自由なんです。
どっちが効くでしょう?
でもパッケージに「美白」と記載できるのは医薬部外品のみ。
矛盾していますよね・・・。
医薬部外品・・・「美白」とパッケージに書ける。
化粧品・・・パッケージに「美白」という記載は不可。
医薬部外品はパッケージに「美白」と書ける!だけなんです。
私はコスメを選ぶとき、医薬部外品は避けています。
「医薬部外品」=「法律は守っているけど、効かないぜ」と読めてしまうのです・・・。
ただ、化粧品の方は「自由」なので、効かないのから効くのまで様々。
一番賢明なのは、「化粧品」の中から「効果のある成分」をたっぷり配合してあるものを使うこと。
決して「医薬部外品」が「一般化粧品」より優れているわけではありませんので、そこのところ、ご注意を!!
ありがとうございました。cialis