【OK?】固形石鹸洗顔【NG?】

こんにちは。RITSUKOです。

今日の話題は、、、

【OK?】固形石鹸洗顔【NG?】

洗顔に固形石鹸を使うのが根強く流行っています。昔からの石鹸メーカーのものを名指しで特集されているのを目にしたりもします。

洗顔に固形石鹸を使うのは、OKかNGなのかを見ていきましょう。

固形石鹸は肌にやさしい?

固形石鹸はpH8.0~11.0のアルカリ性であることが多いです。アルカリ性の石鹸は「角質を柔らかく変化させて落としてしまう」のです。これが「つるつる」の洗い上がりの「正体」です。アルカリ性はタンパク質を溶かしてしまう性質があるのです。

「つるつる」になって「ピッ」とお肌が張ってしまう感覚は「角質が落とされすぎた」せいなんです。

また、角質の中にある天然保湿因子(NMF)は、アルカリ性であればあるぼど、流出しやすいことが分かっています。

RITSUKOは角質は育てる物だと考えています。落としすぎはいけません。角質があるからこそ、皮膚バリアが守られ、お肌は「もっちり」するんです。

固形石鹸で洗うと、石鹸カスが肌に残る?

固形石鹸で洗うと「つるつる」の後に「キュッキュッ」という感覚が来ませんか?

この「キュッキュッ」は顔に石鹸カスが付着している音なのです。石鹸カスとは水道水中のマグネシウムやカルシウムなどのミネラルと石鹸が結合したものです。

石鹸カスの残らない石鹸としては、EDTA-4Naなど、EDTA〜が配合されているものを選ぶと良いと思います。金属のキレート剤(封鎖剤)として、石鹸カスが作られるのを止めてくれます。

特に気をつける固形石鹸とは?

「純せっけん」「無添加せっけん」です。

名前はやさしそうな「純せっけん」「無添加せっけん」ですが、石鹸の中で特に洗浄力が強いのです。

石鹸の箱の裏を見てもらうと「石けん素地」のみであることが多いです。これが「キュッキュッ」の原因である石鹸カスを作ります。

石鹸を使いたい方は、EDTA〜入りで、石鹸カスの残らないものの方が肌にもやさしいでしょう(でも、固形石鹸自体、おすすめしませんよ。。。)

固形石鹸でなければ、肌にやさしい?

液体やチューブ入りの「せっけん」も存在します。

「せっけん」というと、=「固形」というイメージがあると思います。しかし、実は、チューブ入りの洗顔料や、液体タイプの洗顔料も「せっけん」であることは多いです。ドラッグストアで、ぜひ、成分表示を見てください。「石けん素地」と書いてあるか、「何らかの油脂(←これはいろいろあって判読が難しいでしょう」+「水酸化K」あるいは「水酸化Na」という表示があれば「せっけん」です。液体であろうとチューブ入りであろうと「せっけん」なんです。

固形石鹸での洗顔、結局NG。

大人の美肌にアルカリ性や石鹸カスは不要ですよね。「弱酸性」表記のある洗顔剤を選びましょう。ニキビがある方や、極端な脂性肌以外の方ですと、朝は「ぬるま湯洗顔」をおすすめします。

 

→弱酸性の特濃化粧水です。使った方からは「濃さにびっくり」「美容液並」とのお声が寄せられております♪

 

ヒト幹細胞培養上清液コスメの謎

みなさん、こんにちは。RITSUKOです。

本日の話題は、、、

ヒト幹細胞培養上清液コスメの謎

幹細胞培養上清液って何?

まずは、「ヒト幹細胞培養上清液」が何か、きちんと捉える必要がありそうです。

愛称としては「ヒトカン」、簡単には「ヒト幹細胞コスメ」と言われていますが、本当は、「幹細胞」そのものが入っているわけではありません。

幹細胞を培養する(=育てる)と、その培養液にさまざまな成分が染み出て来ます。それら成分を含んだ培養液から不純物や細胞を洗い流した液」のことを言います。培養液から細胞や不純物を取り除いた上澄み部分が「上清液」です。言わば「上澄み液」なんです。

「幹細胞コスメ」って言ってるけど、一番重要なところが略されている・・・のが事実。「幹細胞コスメ」という。絶妙なネーミングのおかげで売れているのではないか?とRITSUKOは疑っております。

幹細胞培養上清液には何が入っているの?

幹細胞を試験管内で培養する(=育てる)と、幹細胞は、様々な種類のサイトカインを放出します。サイトカインには、IL(インターロイキン)、EGF、FGF、VEGFなど、数十種類以上が存在します。「上清液」にはそうしたサイトカインが豊富に含まれています。

幹細胞培養上清液の効果って?

幹細胞の放出したサイトカインは、損傷を受けた組織や細胞の回復を促し、老化による細胞の衰えからの回復も助けてくれます。なので、美容分野や整形外科分野に対する様々な効果が期待されます。

すると、「肌にもいいじゃないか!」と飛びついてしまいそうになりますが、ここで問題が生じます。

サイトカインって、肌に浸透するの?

サイトカインの大きさは、おおよそ「20,000ダルトン」です。それに対して、角質の隙間は「500ダルトン」です。アトピー性皮膚炎の方の角質の隙間でも「900ダルトン」です。20,000ダルトンのサイトカインが角質の隙間を通れないことが分かっていただけたと思います。

なので、美容クリニックでは「幹細胞培養上清液」を顔や頭に注射します。塗るだけでは効果がないからです。

サイトカインは皮膚の上にいる・・・・。

サイトカインは肌に塗っても浸透しない成分なのです。でも、「ヒトカン」コスメを使ってしっとりした、肌が潤った、という方はおられると思います。・・・実は「上清液」には、多くのコラーゲンとヒアルロン酸が含まれているから・・・。その「うるおい感」はありふれた「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」のせいかもしれません。

高額な「ヒトカン」コスメについて、RITSUKOが分かっていることは以上です。もし、こんな事実もあるよ!という方は、どうか教えて!

一緒にブラッシュアップしていきたいと思っています。

【効くの?】ドクターズコスメ【何が違うの?】

こんにちは。RITSUKOです。

今日は、、、

【効くの?】ドクターズコスメ【何が違うの?】

ドクターズコスメって何?

「ドクター◎◎」という名称が使われている化粧品が、一般的に「ドクターズコスメ」と呼ばれています。名前だけ「ドクター」と付いている一般化粧品もあれば、実際、関係した医師の名前やクリニックの名前がドーン!と出ていたりするドクターズコスメもあります。ドクター、という文字を見ると信頼性が上がるし、効くって感じがしますね。でも、ドクターズコスメ、って本当にいろいろなんです。名前にだけ「ドクター◎◎」とついている一般コスメはちょっとずるい感じがしてしまいますね・・・。

ドクターズコスメに求めるもの

ドクターズコスメを選ぶ方は、「信頼性」「効果」「安全性」を求めておられる方が多いのではないでしょうか。中でも「効果」に重点を置いておられる方が多いように思います。美白を謳っているコスメだと、一般大手のコスメより効くように感じるし、特別感がありますよね。

実際、そのクリニックの中でのみ「院内処方」として作られているビタミンCのローションなどは濃度の濃いことが多いです。理由はニキビ、ニキビ跡の患者さん専用に「医療」を兼ねて作っているからです。ドクターズコスメの中には、そういう「医療」を兼ねた物もありますが、皆さんが求めておられるのは、一般市場でも自由に買えて効果の高い「ドクターズコスメ」ですよね。

また、ドクターズコスメは、とにかく中身、効果が重要、という方はパッケージを気にされない方も多いでしょう。実際、ドクターズコスメのパッケージは地味なものが多い印象があります。

ドクターズコスメの見分け方

本当に、医師が関わっているドクターズコスメがほしい方は、調べるしかありません。まず「ドクター◎◎」と書いてはあるものの、実際、医師がまったく関わっておらず、名前だけ「ドクター」のものは避けましょう。

次に「ドクター監修」。監修とは「チェック、アドバイス」をすること。コスメを作りにあたり、最後に「監督」としてドクターにチェックしてもらう形になります。

「ドクタープロデュース、ドクター処方」。ドクターの使いたい成分や、作りたいコスメのイメージがあり、コスメの試作品から関わっている場合、こう呼ばれることが多いです。成分のパーセンテージまでは指定していないことがほとんどです。

「ドクター開発」。一番マニアックですが、ドクターが最初から最後まで、成分選び、成分のパーセンテージ、試作、試用まで行うもの。

上で書いたのは大まかな位置づけですが、もちろん名前だけ貸して「ドクターズ監修」もあり得るのが悲しい世界です・・・。

あるいはドクターが工場に「ドクターズコスメ作って!」と頼んでいる場合・・・。どこがドクターズコスメなの・・・ 😥

そのドクターの「推し成分」「なぜその成分を推すのか」を書いてあるブログなどがあればチェックすればいいと思います。そのドクターが、自分のドクターズコスメについて、まったく発言をしていないというのは、怪しいサインかも・・・。

また、ドクターが実際に関与しているコスメでも、今だけ流行っている成分を使っている場合は、RITSUKOは要注意だと思っています。ひとつ挙げるとすると、幹細胞系のコスメです。確かに幹細胞培養上精液にはEGFやサイトカインが多数入っているのですが、それらは角質のすきまを超えられないほど大きいのです。要するに肌に「入っていかない」ことになります。そのあたりをドクターがどこまで理解しているか・・・。

一般に販売されているドクターズコスメの中には、「ハイドロキノン推し」だな、とか「ビタミンC」に詳しいな、とか、それぞれ特徴のあるおもしろいドクターズコスメもいっぱいあります。それこそが、医師の特徴が出ている「効く」コスメだと考えます。

見分け方としては、ブログやサイトの情報をチェック。ドクターの「熱さ」を感じてみてください!!

【UVA】紫外線対策【UVB】

こんにちは。RITSUKOです。

今日の話題は、、、、

【UVA】紫外線対策【UVB】

紫外線には3種類

UVA、UVB、UVCの3つです。

この中でUVCはオゾン層に吸収されて地表には届かないので、UVA、UVBについて整理していきましょう。

UVA

紫外線のうち99%がこのUVAです。今までは「SPF」重視で紫外線対策をしていたと思うのですが、それは「UVB」対策だったのです。そしてどちらが肌に悪さをするか、というと「UVA」の方なんですね。

UVAは、冬でも朝でも夕方でも曇りでも、強さはそんなに変わりません。なので対策をするには1年中、そして夕方、天候にも気を抜くことができません。

UVAは真皮という皮膚の奥深いところまで届く紫外線です。コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などといった皮膚の弾力を作ってくれている繊維芽細胞を傷めつけてしまいます。弾力を失った皮膚はシワ、たるみといった老化がどんどん進んでしまうのです。また、日焼け後に皮膚を黒くさせます。「光老化」と呼ばれている「シミ、シワ、たるみ」はこのUVAの仕業なのです。

UVB

UVBは冬や朝、夕には少し減ります。しかし、曇りの日でも80%、雨の日でも20%は降り注いでいます。季節としては3月から9月までUVBの強い時期です。もっとも強いのは7月です。

UVBはUVAと異なり、表皮という皮膚の浅い部分に影響を与える紫外線です。日焼けしたときに赤くなるのがUVBの仕業で、その後メラニン色素を作り出し、色素沈着を起こし肌が黒くなります。

UVAもUVBも皮膚癌の原因になりえます。

UVAとUVBの防ぎ方

日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めを選ぶときには、UVBを防ぐSPF値と、UVAを防ぐPA値を確かめましょう。また、UVBは窓を通り抜けられませんが、UVAは窓を通り抜けて部屋の中にも入り込んできます。

生活紫外線を防ぐにはSPF30、PA+++程度で大丈夫です。汗をかいたら塗り直しましょう。

山や海に行くときには、SPF50+、PA++++などの高い値のものがオススメです。

飲む日焼け止めにはほとんど効果はありません。アメリカ皮膚科学会では、飲む日焼け止めには警告を出しています(2018年5月)。

そうそう、日焼けサロンでは「UVA」が使われているので、行かないで!!

サングラスを付けるのも有効です。紫外線の強いときに「素目」で過ごしていると、「紫外線が強いぞ、メラニンを作って皮膚を守れ」という指令が脳から出ます。サングラスで目を守ると、同時に皮膚も日焼けから守ってくれるのです。

日焼け止めの成分について

紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があります。

紫外線散乱剤(ノンケミカル)

紫外線を跳ね返すことで日焼け止め効果を発揮します。酸化亜鉛、酸化チタンが主に使用され、この2つを合わせて使われることが多いです。まれにですが、酸化亜鉛で金属アレルギーを起こされる方がおられます。その場合、酸化チタンのみで作られている日焼け止めを使いましょう。

酸化亜鉛や酸化チタンをナノレベルまで小さくした日焼け止めについては、日本化粧品工業連合会において「安全である」と表明されています。

酸化亜鉛の特徴・・・透明感があり白浮きしにくいです。酸化亜鉛はコーティングされていることが多いですが、肌に合わない方もおられるようです。

酸化チタン・・・安全性が高く、99%でアレルギーが起こりにくいとされています。白浮きしやすいのがデメリットです。

また、アレルギーを最小限にするように、酸化亜鉛や酸化チタンをコーティングしてある製品もあります。全成分表示に、水酸化アルミニウム、シリカ、などが表示されていれば、コーティングされていることが分かります。

酸化セリウム・・・肌にやさしく、安全性の高い新規成分です。高額であることもあって、配合されている製品はまだ少ないようです。

現在は紫外線散乱剤だけを使ってSPF40PA+++レベルの日焼け止めも開発可能になってきています。

紫外線吸収剤(ケミカル)

紫外線吸収剤は紫外線を熱エネルギーに変化させることで紫外線を吸収し放出します。熱エネルギーに変化する時、皮膚の水分を蒸発させてしまい、肌が荒れることがあります。また紫外線を吸収するときに、不安定な分解物質へと変化し、その物質が肌への刺激となることがあります。

紫外線吸収剤のメリットとしては白浮きがなく、塗り広げやすいという点と、紫外線カット効果が高い、という点があります。また、紫外線吸収剤でも90%以上の人でかぶれないというデータもあります。アトピーの方や子供ではノンケミカルのものを塗布するほうが安全ですが、大人の方では紫外線吸収剤をことさら避ける必要はないと考えられます。

紫外線吸収剤の成分としては主にこういったものがあります。

・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・メトキシケイヒ酸オクチル
・パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・オクチルトリアゾン
・オクトクリレン

うーん、、、、覚えられません・・・・。「紫外線吸収剤不使用」と記載のある日焼け止め以外は「紫外線吸収剤入り」だと判断するしかなさそうです。

アメリカでは、珊瑚の白化に影響があるのではないか、という論争があり、紫外線吸収剤をなるべく使用せず、紫外線散乱剤中心の日焼け止めが中心になっていくという動きがあります。

ビタミンD不足にならないために

ビタミンDは、カルシウムのバランスを整えたり、骨の健康を保つのに働いています。日光に当たることで90%を体内で作ることができます。1日に必要なビタミンDを作るには1日20分程度の紫外線(UVB)に当たることが必要だと言われています。日焼けを徹底的に避けている方は、ビタミンDのサプリメントを摂るのもよいでしょう。

 

以上、紫外線対策、日焼け止めについて整理しました。お役に立てば幸いです。